顔認証によるセキュリティ、表情を読む新たなサービス
顔認証は、映像から顔を検出、
その特徴を分析して個人を識別する技術で、
より高度なセキュリティを実現します。
表情分析は、リアルタイムに人物の表情を捉えて分析し、感情をデータ化します。モバイルアプリやゲーム、ロボットなどの製品、広告・教育・ヘルスケア業界などのサービスに感情データが応用される時代が現実になりつつあります。
従業員認証・不審者判別などセキュリティを強化に貢献。
来訪者の検知・VIP顧客へのサービスの向上に寄与。
顧客属性分析から、POS、流通、店舗設計の判断材料を提供。
表情を読み取り、教育・医療・保安上の適切な対応に活用。
顔がパスワードになる。ハンズフリーなセキュリティシステム。
従来のセキュリティシステムのように、鍵やカードを持ち歩いたり紛失の心配をする必要がありません。高速認識で同時に複数人を認証することもでき、利用者にストレスをかけません。入館時の認証、外出時の通知と入出管理を合理化できます。特別なお客様の来訪を検知してサービスの向上を図る、顧客の属性を分析して店舗設計に生かす、あるいは、不審者の警戒・通知に役立てるなど幅広く応用できます。
表情を読み取り、より最適化されたサービスを提供する。
学習者のつまづきや集中力の途切れを把握して教師が適切な助言を与える、患者の感情を読み取って医師や療法家が適切な支援を行う、旅の思い出のスナップ写真に機微に即したメッセージを添えて手渡す、見込み顧客の中から高い関心を示す人を見逃さず販売機会を拡大する、危険につながりかねない運転中の行動・異変を察知し保安につなげる……。従来はきめ細やかな心配りも、多くの人員も、そのための教育投資も必要なことでした。感情認証は、こうした事業活動の品質向上を効果的に補助します。
姿勢推定の活用範囲を広げた独自技術 “Action Capture”
Action Captureは、OpenPoseなど人間の関節等のキーポイント情報に自社開発のアルゴリズムを組み合わせ、特定の動作、行為、姿勢を検出します。従来のように身体に複数のマーカを装着させて計測する必要がなく、映像(Kinectや3Dカメラは不要)のみによる骨格推定から姿勢を判断します。
人の身体活動の特徴を分析することで
事業活動や生活の質的向上に貢献
スポーツ、店舗運営、介護やリハビリ、エンタテインメイントと、人間の身体活動が行われる分野は様々。
身体活動の改善のためには、より優れた成果を上げられる動作にはどういった特徴があるのか、不調や危険をいち早く察知するにはどのような動作を見逃さないようにすべきなのかの把握・分析が課題です。
WPE(Work Psture Estimation)は従来の姿勢推定を、より導入しやすく、応用範囲を広くすることでこの課題に応えます。
スポーツ
疲労・好不調・成熟度など様々な視点からフォームを分析、改善への活用を行えます。
店員/作業者
業務効率の高い作業者と、一般の作業者の行動差異を分析、マニュアル化できます。
介護/リハビリ
被介護者の改善経過の可視化、異常時と通常時の差異を分析。転倒、不調等を察知できます。
ゲーム/エンタメ
自分の姿勢を VR 世界に反映、よりリアルな体感を楽しめるアーケードゲームに活用できます。
機能
- 解析結果をエクセル出力、動画に姿勢を字幕出力
- 異常検知時にメール通知
- 複数人から特定の人を追従、入れ替わり防止機能
複数人から特定の人を追従、入れ替わり防止機能
立位
座位
臥位
動作環境
カメラ | 500 万画素以上、Web カメラでも可能 ※Kinect や他の 3D(Depth)カメラは不要です。 |
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CPU | エッジコンピュータ : Jetson AGX Xavier/パソコン、クラウド:Windows、Linux (RTX2060 以上の GPU 推奨) |
キーポイント | Vision Pose(ネクストシステム社)、OpenPose(Carnegie Mellon 大学) |
動画フォーマット | Mpeg ※リアルタイム画像又はデジカメ等の動画ファイル入稿も可能 |